LESSON 06 ・ 変数
変数
同じ計算を繰り返す問題
print(5 * 5 * 3.14)
print(5 * 5 * 3.14 * 8)
半径が5、高さが8の円柱の底面積と体積を計算しましょう。
底面積は半径5の円の面積なので5 * 5 * 3.14で計算できます。また、体積は底面積に8を掛ければいいので5 * 5 * 3.14 * 8で計算できます。
しかし、このとき、5 * 5 * 3.14という計算を2回もしており、無駄です。
変数を使う
var a = 5 * 5 * 3.14
print(a)
print(a * 8)
変数(へんすう, variable)を使うと、計算結果に名前を付けて保存しておき、後で使うことができます。
ここでは、5 * 5 * 3.14の計算結果にaという名前を付けて保存しています。var a = 5 * 5 * 3.14で、5 * 5 * 3.14の結果がaに保存されます。このaが変数です。また、aに値を保存することを代入(だいにゅう, assignment)と言います。
print(a)では、aに代入(保存)された5 * 5 * 3.14の結果が出力されます。
また、a * 8ではaに代入された5 * 5 * 3.14の結果に8を掛けるので、print(a * 8)を実行すると体積が出力されます。
Swiftでは、後から値を変更できる変数を作るときにvarを書きます。
PRACTICE
演習問題
コードを自分で書いて実行してから、答えと解説を確認しましょう。
問題1
半径が4、高さが7の円柱について、底面積を変数aに保存し、底面積と体積を表示してください。円周率は3.14とします。
答えと解説を見る
模範解答
var a = 4 * 4 * 3.14
print(a)
print(a * 7)
底面積を一度だけ計算して変数aに保存します。体積の計算では、保存した値をa * 7として再利用できます。
問題2
12 * 4の計算結果を変数aに保存し、その値を表示してください。
答えと解説を見る
模範解答
var a = 12 * 4
print(a)
12 * 4の結果である48が変数aに保存され、変数を出力すると48が表示されます。
問題3
一辺が7の正方形の面積を変数aに保存してください。その面積と、同じ正方形5個分の面積を表示してください。
答えと解説を見る
模範解答
var a = 7 * 7
print(a)
print(a * 5)
一度求めた面積を変数aに保存しておけば、同じ計算を繰り返さずに5個分の面積を求められます。